私のプライベートに興味のある人間などいないだろうし、まぁいいかと思って書いていませんでしたが、いちおう節目と言えば節目なので、書き記しておきます。もう個人的にお話している人もいますが、少し前からドイツはテュービンゲンでの研究生活を本格的に(?)スタートしました。実際には去年の夏前くらいにシリア語文献学の高橋先生にお願いして、今の指導教員の Eichner さんを紹介してもらい、秋から冬にかけて彼女の勤務先であるテュービンゲン大学の東洋学講座に一時的にお邪魔させてもらっていました。先生の紹介の威力もあって、ゼミには複数出席させてもらえるわ、数回にわたってマンツーマンの面談をさせてもらえるわ、正規の学生顔で学生部屋を使わせてもらえるわで、非常に有意義な時間を過ごすことができました。しかも Eichner さんからは正式に指導教員になってもいいというお返事をいただけて、かたや日本での指導教員は退職してしまうしなどと、帰国後いろいろ考えた結果、最終的にふたたび帰独することにしたというわけです。
テュービンゲンという町は大学と河と山しかないような田舎町です。にもかかわらず、そのわりに大学自体はものすごく有名で、学生は世界中から集まる。つまり慢性的な部屋不足に悩まされている町なのですが(それは前回の滞在で痛感しました)、今回は運良く格安の WG を確保することができ、ひとまずは平穏な生活を送ることができています。日本にいると会えないようないろいろな研究者と会ったり、あるいは実際には会わなくても、会ってみるか?と誘ってもらえたりするのは、純粋にとても刺激になります。それに語学力の貧困さを痛感できるのも、とっても刺激的ですね(白目。ただし資金は現在のところ学振の貯金でまかなっているため、食費は 1 日 1 ユーロくらいに切り詰めて生きています。法的制度的に何の問題もなければ、次の次の学期(?)くらいから Hilfskraft として雇ってもらえるそうで、これが叶えば少なくとも家賃分はまかなえるため、気持ち的にだいぶラクになるのですが、いかんせん何の問題もない保証は一切ないので、かなり戦々恐々としています。ひとまずは 9 月末の東洋学会での発表と、実はその直前に控えている奨学金の書類作成に命を燃やします。
[後日付記]
博士課程の学生を Hilfskraft として雇うことは(少なくともテュービンゲン大学では)制度上問題ないとのこと。また Eichner さんとしては 8 月からでも雇いたいと言ってくれています。ただビザの問題もあるし、8 月からというのはさすがに無理なんじゃないかな。わかりませんが。とりあえず 1 つ朗報でした。
テュービンゲンという町は大学と河と山しかないような田舎町です。にもかかわらず、そのわりに大学自体はものすごく有名で、学生は世界中から集まる。つまり慢性的な部屋不足に悩まされている町なのですが(それは前回の滞在で痛感しました)、今回は運良く格安の WG を確保することができ、ひとまずは平穏な生活を送ることができています。日本にいると会えないようないろいろな研究者と会ったり、あるいは実際には会わなくても、会ってみるか?と誘ってもらえたりするのは、純粋にとても刺激になります。それに語学力の貧困さを痛感できるのも、とっても刺激的ですね(白目。ただし資金は現在のところ学振の貯金でまかなっているため、食費は 1 日 1 ユーロくらいに切り詰めて生きています。法的制度的に何の問題もなければ、次の次の学期(?)くらいから Hilfskraft として雇ってもらえるそうで、これが叶えば少なくとも家賃分はまかなえるため、気持ち的にだいぶラクになるのですが、いかんせん何の問題もない保証は一切ないので、かなり戦々恐々としています。ひとまずは 9 月末の東洋学会での発表と、実はその直前に控えている奨学金の書類作成に命を燃やします。
[後日付記]
博士課程の学生を Hilfskraft として雇うことは(少なくともテュービンゲン大学では)制度上問題ないとのこと。また Eichner さんとしては 8 月からでも雇いたいと言ってくれています。ただビザの問題もあるし、8 月からというのはさすがに無理なんじゃないかな。わかりませんが。とりあえず 1 つ朗報でした。
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