Donnerstag, 2. Mai 2019

『イスラム思想研究』創刊

私の出身研究室である東大イスラム学研究室の紀要が創刊されました。その名も『イスラム思想研究』。巻末の執筆要項によれば、発刊は年に一度のようです。東大のリポジトリで公開されており(ここ)、ウェブ上では先月の時点でも話題になっていましたが、本日、紙媒体のものを郵送で拝受したため、せっかくなので目次をあげておきます。

序文
  イスラム思想研究創刊に寄せて  柳橋博之 1
論文
  一時婚(ムトア)に関するシーア派とスンナ派の論争:古典時代から現代まで  青柳かおる 3
Note
  Was the Worldview of the Early Imāmiyya Deterministic and Dualistic? Analysis of Ḥadīth Literature Written During the Minor Occultation  Takahiro HIRANO 25
翻訳
  アブー・ユースフ『租税の書』の解題と翻訳  早矢仕悠太 39
翻訳
  ガザーリー『大衆に対する思弁神学の禁止』:解題・翻訳ならびに訳注  木村風雅 49
翻訳
  スフラワルディー著『照明哲学』翻訳・訳注:序文および第一部第一巻  宮島舜 65
翻訳
  イブン・アラビー著『魂と霊の真知に関する論攷』翻訳  相樂悠太 83
Translation
  English Translation of Faḫr al-Dīn al-Rāzī’s Summary of Theology  Hisashi OBUCHI 101
翻訳
  クトゥブッディーン・シーラーズィー自伝:『医学典範注釈』序文翻訳  矢口直英 125

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