Sonntag, 8. Februar 2015

コロキウム + IAHR

最近めっきり更新が途絶えてしまっていますが、ひさしぶりに更新を。先日、所属研究室主宰のコロキウムで口頭発表をこなしました。初のドイツ語での発表ということで、ある程度準備はしていたのですが、やはり質疑応答がうまくこなせませんでした。くやしいですが、まだまだ自分のドイツ語力など糞ほどもないということが痛感されました。精進あるのみです。いちおう発表時に配った資料はこちらにあげてあります。内容としては、カイサリー(1350 年没)とファナーリー(1431 年没)というオスマン朝初期に活躍した 2 人の存在一性論者の「存在」そのものに関する議論を簡単に比較したものとなっています。よろしければ、ご覧ください(なお単純な文法ミスなども散見されますが、あしからず)。

また今夏の国際宗教史協会(International Association for the History of Religions)のワールド・コングレス(於エアフルト)にも先々月にプロポーザルを提出していたのですが、そちらも先日無事にアクセプトされました。ということで、その要旨もこちらにあげてあります。内容としては、ファナーリーの『親密の灯』に見られる「第一知性との合一」というトピックに焦点をあてて、彼の哲学的・神秘主義的な人間中心論を簡単に考察しようというものです。よろしければ、ご覧ください。

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