ヴァスフ「ファフルッディーン・ラーズィーにおける存在」

Wassouf, H., "Existenz bei Faḫr ad-Dīn ar-Rāzī: Die Entwicklung des Konzeptes des wuğūd im ašʻaritischen kalām" (PhD diss., Georg-August-Universität Göttingen, 2005).

全く知らなかったのですが、このような博論が出ているようです。残念ながらさほど重厚な研究というわけではなさそうですが、運よくファイルはウェブ上に転がっています。第6章第4節（pp. 84-123）が存在に関するラーズィーの議論をまとめた箇所のようなので、明日にでもちょっと見てみようと思います。