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Mittwoch, 15. Juni 2011
ファナーリーの形象論20
時間がかかりにかかりましたが、懸案の形象論論文、本日何とか投稿までこぎつけました。タイトルは「ファナーリー存在論におけるプラトン的形象:絶対存在の存在証明と『プラトン的知性的形象』」。議論の大体の流れは昨年11月の学会発表とほぼ同じなのですが、細かな調整に手間取ってしまいました。以下が大まかな構成です。
I. 序論:絶対存在とプラトン的形象、そして『プラトン的知性的形象』
II. 普遍者としての形象と「種」としての絶対存在:形象論から絶対存在論へ
III. 何性と普遍者:学説1における種と形象の関係
1. 普遍者と述語付け:批判対象の論理
2. 絶対と普遍:種と形象の実在的同一
IV. 結論
部分的にはまだ議論に不安な点が残っていたりもするのですが、とりあえず現状でできることはやれたと思います。ひとまず査読を待ちます。
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