Donnerstag, 14. April 2011

『オリエント』第53巻第2号(2010年)目次

届いたので、早速目次をアップしておきます。

論文
遺跡分布からみたイラン北部山岳地帯における鉄器時代居住形態の分析 / 有松唯
中エジプト語の進行相の否定文について:「否定辞nn+主語+前置詞hr+不定詞」構文の再検討 / 永井正勝
Amilutu: エマルにおける用益質の一形態について / 山田雅道
前7世紀のアッシュルにおける『マルドゥク予言』の受容 / 杉江拓磨
アレクサンドロス・モザイク解釈試論:異民族観の検討を中心に / 長田年弘
ジュナイドの「原初の契約」におけるファナーとバカー / 澤井真

学界動向
イブン・アラビーの完全人間論に関する研究潮流と今後の展望 / 遠藤春香

書評
青木健著『マニ教』/ 戸田聡
Catharina Raudvere & Leif Stenberg (eds.), Sufism Today: Heritage and Tradition in the Global Community / 西山愛実

紹介
Mohsen Kadivar, Haqq al-Nas: Islam wa Huquq-i Bashar / 松永泰行

新刊紹介
学会だより
総目次

今号は研究ノートなしの論文6本という盛りだくさんな内容です。また論文ではないですが、遠藤氏の学界動向と戸田氏の書評は個人的に興味深く拝読させていただきました。

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