今月末のイスラーム地域研究・若手研究者の会(旧「イスラム国家論研究会」)での発表のタイトルと要旨を、先ほど研究会の運営者に提出しました。まだ不安なので、タイトルも要旨も仮のものなのですが、一応これがそのままのかたちでウェブ上にアップされるのだと思います。
題目:ファナーリー存在論と「存在」をめぐる論争(仮)
要旨:本報告では、オスマン朝初期の学者であり、存在一性論者でもあったシャムスッディーン・ファナーリー(1431年没)の存在論を、彼の主著の1つ『親密の灯』を中心に取り上げ、彼が「存在」をめぐる論争の中で打ち出した学説が当時の哲学的神学者のそれとどのような関係にあったのか検討して頂く予定です。
本当はもっと存在種説だとか形象論だとか銘打ちたかったのですが、あまりいい加減なことは書けないのであきらめました。発表本番では存在種説を扱いたいと考えているのですが、どうでしょうかね。
本番は今月25日(日)の恐らく14時くらいから。場所はまだ決まってはいないのでしょうが、たぶん東京大学法文1号館あたりです。よろしければ、ぜひ。
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[後日付記]
リンク先のホームページに上記の要旨が正式にアップされました。がんばります。
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