Dienstag, 1. Juni 2010

アイヒナー「形而上学の統一性を解く」

Eichner, H., ''Dissolving the Unity of Metaphysics: From Fakhr al-Din al-Razi to Mulla Sadra al-Shirazi'', Medioevo, 32 (2007), pp. 139-97.

上のような訳で良いのかよくわかりませんが、こんな論文が出ていたことを知り、早速複写取り寄せの手続きをしました。例えばタフターザーニーの『神学の目的注釈』などを見ると、形而上学の冒頭部に「一般的な事柄(al-umur al-'ammah)について」という章があることに気付きます。これは後期の哲学者たちの著作にはよく見られる特徴らしいのですが、こういった章を形而上学のあたまに挿入するという伝統はラーズィーに淵源する、ということがこの論文では論じられているのだそうです。うーん、、長い論文だな…。

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[後日付記]
届いたそうです(6/4)。メールチェックのタイミングがニアミスで、気付いたのは既に閉館時間を過ぎてから。実際に手にできるのは週明けですね。

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