Freitag, 28. Mai 2010

ランガーマン編『アヴィセンナとその遺産』

Langermann, Y. Tzvi. (ed.), Avicenna and His Legacy: A Golden Age of Science and Philosophy (Turnhout: Brepols, 2009).

研究室に入れてもらいました。とりあえず気になった以下4点をコピー。

1. Eichner, H., ''The Chapter 'On Existence and Non-Existence' of Ibn Kammuna's al-Jadid fi al-Hikma: Trends and Sources in an Author's Shaping the Exegetical Tradition of al-Suhrawardi's Ontology'', pp. 143-77.
2. Arif, Sy., ''Al-Amidi's Reception of Ibn Sina: Reading Al-Nur al-Bahir fi al-Hikma al-Zawahir'', pp. 205-18.
3. Burrell, D. B., ''Existence Deriving from 'the Existent': Mulla Sadra with Ibn Sina and al-Suhrawardi'', pp. 249-55.
4. Wisnovsky, R., ''Arabic Logicians on Perfect and Imperfect Syllogisms: A Supplement to Patzig's 'Historical Escusus''', pp. 257-73.

うーむ、ホントに次から次へと…。しかしこういう割合有名どころが集まって「アヴィセンナとその遺産」というようなタイトルの下に論集を組んでも、まだタフターザーニーやらファナーリーの名は出てきていないようですね。何とかして存在種説と形象論をまとめたいものです。いやまとめなければ。

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[後日付記]
まだ出だししか読んでいないのですが、Eichnerの論文がとてつもなくホットなものであるような気がしてきました。ダラダラと時間だけが過ぎて、まだ彼女には昨年末のファナーリーシンポジウムでの発表原稿をおねだりできていないのですが、これはもしかすると相当要チェックなものなのかもしれません。やはりメールはドイツ語で書くべきか。

4 Kommentare:

  1. そして英語(かアラビア語)でも発表して!

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  2. 絶対にします。近いうちに、いやできる限り早く、、いや近いうちに。

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  3. どこかで聞いたことのある名前だなと思ったら、Eichnerはアヴェロエスの『生成消滅論』中注解を校訂・翻訳・解説している人ですね。高橋先生に手に入れてもらったんですけど、それを中西さんに送ったかどうか記憶が定かではないんですが…。

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  4. おおお、いただいてないです。もってるんですか!?

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