ブログでの報告をすっかり忘れていましたが、3 週間ほど前、博論の口答試験に無事合格しました。手放しで喜べる出来ではなかったけれど、immerhin と自分に言い聞かせて、出版のための改訂作業に着手します。多少なりとも後世に残るような、よいものを出したいものです。
ディフェンス後は、観光と調査を兼ねて、あちこちを移動していました。ドイツ南東端、東オーストリアと国境を接する Laufen という街ではバイエルン・オーストリア方言の強烈な洗礼を受け、ドイツ語の面白さを再認識しました。その後はバーデン・ヴュルテンベルクとバイエルンの州境に位置する Ulm(大聖堂で有名)を訪ね、近郊の Blaubeuren という村で青い湖を見学したあと、長距離バスでパリに移動し、今年度の授業で使えそうな写真をいくつか撮ってきました。
あさって日曜(ドイツ時間)の便で、また日本に帰国します。万事滞りなく進めば、今年度から 3 年間は中世末期・初期近代にかけてアラビア語・ペルシア語で著された神学諸著(哲学系、カラーム系、存在一性論系、オカルト学系を含む)に見られる自然探究の実態を、天をめぐる諸議論に焦点を当てて分析していくことになります。博論の改訂と授業準備との並行作業になるため、大変そうですが、過度に焦りすぎず、ひとつひとつ着実に進めていこうと考えています。
そういえば、ブログのタイトルにもそろそろ飽きてきたため、少し改名しました。また変える可能性も大いにありますが、アドレスはいじらないつもりなので、あしからず。
ディフェンス後は、観光と調査を兼ねて、あちこちを移動していました。ドイツ南東端、東オーストリアと国境を接する Laufen という街ではバイエルン・オーストリア方言の強烈な洗礼を受け、ドイツ語の面白さを再認識しました。その後はバーデン・ヴュルテンベルクとバイエルンの州境に位置する Ulm(大聖堂で有名)を訪ね、近郊の Blaubeuren という村で青い湖を見学したあと、長距離バスでパリに移動し、今年度の授業で使えそうな写真をいくつか撮ってきました。
あさって日曜(ドイツ時間)の便で、また日本に帰国します。万事滞りなく進めば、今年度から 3 年間は中世末期・初期近代にかけてアラビア語・ペルシア語で著された神学諸著(哲学系、カラーム系、存在一性論系、オカルト学系を含む)に見られる自然探究の実態を、天をめぐる諸議論に焦点を当てて分析していくことになります。博論の改訂と授業準備との並行作業になるため、大変そうですが、過度に焦りすぎず、ひとつひとつ着実に進めていこうと考えています。
そういえば、ブログのタイトルにもそろそろ飽きてきたため、少し改名しました。また変える可能性も大いにありますが、アドレスはいじらないつもりなので、あしからず。
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